病棟全体で新人看護師を育てる風土作り 西7病棟
みなさんこんにちは 西7階病棟です。
西7階病棟は、脳神経外科、呼吸器内科・外科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科、総合診療科の混合病棟です。病棟には、医師、看護師だけではなく、看護補助者、フロアアシスタント、病棟担当の薬剤師、理学療法士、ソーシャルワーカー、栄養士がいます。患者さんが安心して治療がうけられ、療養できるよう、日々、多職種連携に力を入れています。
効果的な連携をとるためには、コミュニケーションは重要です。なんでも相談し合える関係作りのためにスタッフの名前・写真・今年の目標をつけた“壁新聞“を掲示しています。
そんな病棟に、今年も新人さんが配属されました。病棟にとって新人さんは、大切な仲間です。処置や検査など日々新しいことを経験し、学ぶことが多く大変なこともあるかもしれませんが、全員でしっかり育てたいと思っています。すくすく育って自分の思い描く看護師になってほしいです。
今回は、新人教育の要である、クリニカルコーチ(CC)の奮闘をお知らせします。
はじめまして 西7階病棟 CC2年目の山口です。
病棟全体で新人看護師を育てる風土作りの一環として、昨年度より『西7CC(クリニカルコーチ)通信』を発行しています。卒後1年目の現状や、月別の振り返りシートで明らかになった目標、卒後2年目の年間研修の経過、サポーター・タスクの現状などをまとめて発信し、病棟全体で情報共有できるようにしています。
新人看護師からは、「自分の目標に合わせて先輩から声をかけてもらった。日々の看護技術を行うときにフォローしてもらえた。」という声が聞かれています。先輩看護師からも、「他チームの新人看護師の様子や看護技術の習得状況など全体の進捗状況がわかりやすい。」との意見が聞かれています。『CC通信』が、病棟全体での情報共有に役立ち、病棟全体で新人看護師を育てることにつながっていると感じています。
みんなの目に留まるような内容・デザインに苦慮することもありますが、今年度は10部発行することを目標に頑張っています。